2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

第2回・レッドマン#3

レッドマン編の最終回は、幻の新怪獣デザイン3点。 豪炎怪獣グレイガス 体長52m、全長75m、体重3万4千トン 中生代ジュラ紀から白亜紀にかけて生息していた陸上獣類。 アリゾナの地底数万メートルで生きながらえていたが、地底を掘り進み日本の中部大断層地帯…

ネットラジオのお知らせ

特撮ネタになってからお越しの塾生諸氏よ、塾長はこんな事もやってますよ〜なネットラジオ告知でございます。 ハロヲタブログ時代からの常連様、俳句作家にしてPerfumeをこよなく愛するアイドルマニア…なんてくくりだけでは到底計り知れない、その他もろもろ…

第2回・レッドマン#2

アーストロン&ゴーストロン 撮影終了から日が浅いせいか、本作に登場する「帰ってきたウルトラマン」怪獣はほとんどが本物で、しかも状態もいい。 だが例外的にアーストロンは撮影終了後ゴーストロンに改造されてしまったのでアトラク用の着ぐるみでの出演…

第2回・レッドマン#1

今回はレッドマン編の再録ですが、色々と加筆&修正もしてるんで新たな気持ちで読んでいただければ幸いでございます。 ダークロン 記念すべき第1話にのみ登場した、しかも唯一のミラーマン怪獣で恐らくは撮影用の本物。 このチョイスに制作側の深い意味はこ…

ギギに撃たれて、五人目が死んだ…

一か月ほど前チャンネルnecoで「恐竜戦隊コセイドン」の岸田森がゲストの回をやってましたね。 円谷の恐竜シリーズ三部作を観賞するのは幼少時のリアルタイム以来なので今見ると色々な発見があり、新鮮かつ楽しく見させてもらったが、やはり岸田森の回が感動…

第1回・ミラーファイト

第2病棟の名物コーナー(?)「全怪獣怪人補完計画」が帰ってきた! 我らアラフォー怪獣少年の魂のバイブル・今はなき勁文社の「全怪獣怪人大百科」に完全収録されなかった作品を補完してしまおうという企画です。 某アニメ丸パクリのコーナー名が今思うとすげ…

ファイヤーマンその3・朱川審!4 歌を忘れたカナリヤ

天女のような白装束に身を包み、湖で無邪気に水を浴び、「太郎」なる恐竜を愛する、「歌を忘れたカナリヤ」を歌う他は一言も言葉を発しない、良く言えば純真無垢な、悪く言えば白痴的*1ですらある不思議な少女。 水島は彼女に恋心を抱いた。 彼女もまた老博…

ファイヤーマンその3・朱川審!3 哀しき演者たち

「科学」という人々を幸福にするための力を持ちながら、かつては日本に、今また宇宙人に武力として利用され、失意のあまり世捨て人同然となった老博士。水島の祖父である。 喋る喋る、とにかくよく喋るバローグ星人。笑い声も下品で不快極まりない。 水島博…

ファイヤーマンその3・朱川審!2 色彩の世界

戦闘機マリンゴンで宇宙を航行中の岬と葉山の前に現われた、薔薇の形をした光雲。 ガチガチの科学考証に囚われていては絶体に発想できない、夢のある素晴らしいイメージではないか。 「SF」と一口に言うが、それを「限りなくリアリティを追求した擬似科学の…

ファイヤーマンその3・朱川審!1

岸田森は、帰ってきたウルトラマン第35話「残酷!光怪獣プリズ魔」に次ぐ2本目のシナリオを「ファイヤーマン」に残している。 それが朱川審のペンネームで書いた第12話「地球はロボットの墓場」である。 岸田森独特のイメージと世界観によって、ひときわ異…

樹木希林・そのアバンギャルドすぎる結婚歴

ちょうど岸田森の特集してるところへロックンロールなタイムリーネタが舞い込んできたな〜。 というわけでファイヤーマンの特集に行く前に、昭和44年の女性セブンより岸田森と悠木千帆(現・樹木希林)の離婚記事をちょっと紹介w 二人で腕を組んで登場、終始…

ファイヤーマンその2・岸田森!

怪獣の王道ぶりもさることながら、「ファイヤーマン」が塾長の中で五本の指に入る円谷作品の傑作であり続ける理由として、SAF副隊長・水島三郎を演じた岸田森の存在は余りにも大きい! 本作は円谷作品における岸田森最後のレギュラー番組であり、そもそも彼…

ファイヤーマンその1・怪獣!

塾長が好きな怪獣の理想は、ズバリ「ゴジラ」。 シンプルな恐竜型フォルム。 CGやアニメと違い、中に人間が入っているがゆえの重量感。 大地を割って、濛々と土煙りをあげながら、砂まみれのまま「ガバァ」と出現する感じ。 「モスラ対ゴジラ」における倉田…

炎のように燃えろ!

閉鎖間近の第2病棟からの再録ネタ第1弾は「ファイヤーマン」特集。 ファイヤーマンといえば円谷プロ創立10周年記念作品として、ウルトラマンへの原点回帰を目指した作品というのが定説だが、「ウルトラマンはこんなに地味じゃねーよ!」と言いたくなるくらい…