東名弾丸ヲタツアー後編

翌日は池袋のサンシャインシティ噴水広場でミニライブ。
アイドルの聖地たるこの会場、娘。としてのさゆみ師匠にとって最後のイベントという事で、是が非でも優先エリアを獲るべく朝6時半に東京駅に着いたその足で池袋に直行、2時間ほど並んで優先エリアの整理番号104をGET！
その時点でだいぶ体力が疲弊していたが、どーしても調べたい資料があったので国会図書館でテーマ曲探索。その後夕方までネカフェでグッスリ。
トゥルルル ルットゥトゥ〜(ドラクエの宿屋のテーマbyりなぷー)
いよいよ今回のメインイベント！
今回は道重体制最後のアルバムの発売記念イベントなので、収録されているシングルの衣装を各メンバーが2人ずつバラバラに着て登場。

道重＆生田…TIKI BUN
譜久村＆飯窪…時空を超え 宇宙を超え
鈴木＆小田…笑顔の君は太陽さ
鞘師＆工藤…君の代わりはいやしない
石田＆佐藤…Password is 0

さながらクールの節目の再生怪人軍団！最新のチキブンを着たさゆと生田はさしずめトカゲロンかギンガメか、はたまた人喰いガラスか？
画像はQ期ブログより、フクちゃんのバースデーケーキを囲んだイベント後の様子…そう、この翌日は彼女の18歳の誕生日！
イベント中のサプライズでケーキが贈られ、メンバーの美声とヲタ衆の野太い声が見事なハーモニーを織り成したハッピーバースデー合唱。その直後「あの〜」と恐る恐る名乗り出た27日に15歳になったハル坊にも歌われました。
あとMCの上々軍団のさわやか五郎が鈴木香音を「ニューヨークガール」と紹介！とりあえず彼女は「日本では人気ないけどアメリカでは大人気」路線でしばらく食っていけそうか。ジミー・バリアントみたいな奴だ。
セットリストは以下の通り。

1.TIKI BUN
2.Password is 0
3.What is LOVE?
4.時空を超え 宇宙を超え
5.笑顔の君は太陽さ

全てアルバム収録の鉄板シングル曲で固めており、噴水広場は一般客の目にも触れるので「現在」のモーニング娘。'14をアピールするにはこれ以上ない最強のセトリと言えよう。
締めに各メンバーから一言あいさつ。さわやか五郎が期の若い順に振っていくのだが、りほりほの次にフクちゃんに振るといつものアイツが「わしわい〜！」。
もちろん生田とさわやか五郎で仕込んでいたくだりだったが、会場は安定の静寂。さわやか五郎曰く「これでも思ったよりウケてた方」との事だがアイツは「ほらほらぁ〜」と納得いかず。
テレビでこういうくだりを見てると「ナニしとんねん生田ぁ！」と怒号のひとつでもカマしたくなるところだがこれがライブの魔力なのか、ニヤニヤしながら「しょうがないなあ、えりぽんは…」となってしまうから我ながら恐ろしいw
イベント終了後にマスコミ各社による囲み取材。その時の音声は会場で流れてはいないので内容は分からなかったが、どうせ死ぬほどくっだらねえコトも聞かれてるんだろうなあ…と。翌日のめざまし見たら案の定でしたけどね。


さて気を取り直して、いよいよ握手会！よくよく考えたら最近塾長が参戦した握手会は個別ばかりで、全員と一度に握手するパターンは渋谷でのブレストイベ以来だよ！
ここで特筆すべきは、何といってもまーちゃん。
こんなに明るく笑顔でルンルンしたまーちゃんと握手したのは初めて！
まるでアイドルじゃないか！
個別でのまーちゃんといえば、ブースに入ったら壁を叩いていたとか机の下に潜っていて姿が見えなかったとか数々の伝説で恐れられている。塾長の時には定位置を離れてフラフラと「ふしぎなおどり」を踊っていたあのまーちゃんが…。
ライブ終わりでテンションが上がっていたというのもあるだろうが、やはり皆と一緒にいるからちゃんとしなきゃダメだという思いが芽生えているのだろう。しばらく見ない内に大きくなったねえ…おじちゃん嬉しいよ。
こうして塾長の2日に渡るヲタツアーは終わったわけだが、最後にこの池袋イベントで最も印象に残った、そして考えさせられる出来事について触れておきたい。
囲み取材でいったんハケて、握手会のために再び姿を現したメンバーに、明らかに異質なケタタマシイ声援が鳴り響いた。
「生田さあああああん！！！キャアアアアアアア！！！」
塾長の立っていた位置からは声の主の姿は見えなかったのだが、それは2階バルコニーからの女性の声だった。
剥がしスタッフが邪魔でこれまたメンバーの反応は窺い知れなかったが、後でネットを見るとメンバーはみな唖然、まーちゃんだけ腹抱えて爆笑していたらしいw
生田が何らかのレスをしたのだろう、そうするとまた同じ場所から「ギャアアアアアア！！！」という先ほど以上の悲鳴に近い歓声が鳴り響く。
これは明らかにハロプロファンの女性ではない。通りすがりの一般人だ。何故彼女らは生田に対してこれほどまでに興奮するのか？
そう、これぞまさに「未来シアター」効果ではないのか？！
恐らく彼女らはNEWS目当てで「未来シアター」を見て、あのドキュメントVTRに触れて感銘を受けたのだ。そしてたまたまサンシャインシティに買い物に来たら、あの時の三田佳子みたいな美人アイドルが目の前にいて思わずテンションMAXに…。
これがテレビの力だ。
番組内容の詳細は省くがヲタの間ではツッコミどころ満載だった「未来シアター」の娘。特集だったが、ここまで分かりやすい「収穫」を目の当たりに出来るとは。
昭和のオッサンの戯言と言われながらも塾長がプラチナ期の頃から主張し続けていた「アイドルはテレビに出てナンボ」というのは絶対に間違っていないと思う。
道重さゆみが卒業してこれまで以上の苦境に立たされるであろうモーニング娘。'15のこれからの道標は、図らずも通りすがりのジャニヲタが指し示してくれた。
これからも、頑張って、
いくたー！！
…アレ？w