big-cobra2011-02-19

さっそくダンス苦手要員というおいしいポジションに収まり、ドキュメントを盛り上げる鈴木香音ちゃんに非凡なセンスを感じずにはいられないコブラ塾長です。
こないだの木曜日、新宿の福家書店にて久住小春初のエッセイ本「17歳の転職」発売記念握手会に行ってきた。
今年はヲタ活動の縮小ということで、ただでさえ少ない現場参戦をさらに減らすにあたり「これだけは何があっても外せねえ!」という物件だけをチョイスした結果の第一弾がM-Lineのメンバーとは、不遇なハロプロ現メンを応援してやまない塾長的には何とも皮肉な結果か。
しかし未だに娘。卒業を許していない俺の中ではまだ彼女はハロプロメンバーであり、「ドリーム」という言葉は彼女からしか見出せない。
そんなドリームでミラクルという宝くじみたいな小春ちゃんと握手出来る機会なんてのは、芸風が変わって写真集が封印されてしまった今、この機会をおいて他にないと思い、愛さゆ握手会や越谷のスマイベを蹴って参戦を決意。
M-Lineに入れば、握手する機会なんていくらでもありますよ〜」と電話口で笑う、事務所の奴隷デンちゃんを「だまらっしゃい!」と策士・諸葛亮孔明ばりに一喝して新宿へ。
よみうりランドでのカップリングコレクション以来の、チョー久しぶりの生小春という事で、まばゆいばかりのキラリっぷりに圧倒される気満々で臨んだ塾長だが、ちょっと「アレ?」と思ってしまった。

確かに相変わらず可愛い。あのイルカかコウモリしか聞き取れねえんじゃねえかという魅惑の金切りボイスも健在。案の定よそ見をしながら握手をする、桃子・舞美クラスの職人から見たらありえない気まぐれっぷりにも改めてキュンとした。


しかし何かが欠けている。オーラといえば一番分かりやすいか。去年のパシフィックヘブンのサイン会での夏焼雅すら発していたオーラが、今の小春からは感じることが出来なかった。
俺の期待が大きすぎたのか?だとしても果たしてそれだけか?


本当に今の芸能生活は充実してるのかな…
そういえば今日の現場には、低学年時にきらレボに魅了されたのであろう、小学校高学年くらいの女の子の姿もチラホラ見えた。
まだ応援してくれてるのかと嬉しくなった反面、この子たちの心をこれからも繋ぎとめる芸能活動をしていくつもりはあるのだろうかと不安になった。


まだこの本は読んでいないが、恐らくは小春がバラバラに書きとめたり喋ったりした事をゴーストライターがまとめたような文章を読んでも、彼女の真意が伝わってくるかどうかは怪しい。多感な18歳の女の子のメンタルはそんな甘いもんじゃない。
しかしそれらの破片は散りばめられているはず。
俺はこれから「17歳の転職」という名のジグソーパズルをプレイしてみたい。