ミュージャック」そして「さんまのまんま」に全娘。!
もうね、いつもはナンダカンダと偉そうにダメ出しとかしてるけど、いざこうして「本当に見たかった娘。のトークバラエティ」を、しかも二日連続で見せられてしまうと鳩が豆鉄砲食らったような顔で「お、おう」としか言えないよなw
まあすっかり偏屈なボヤキジジイに成り下がった我が身を呪ってる場合でもないので、いつもの寸評でも。

ジュンリンにとっての遅すぎた春。
大体さ、おかしなカタコト日本語をあやつる可愛いチャイナ娘という時点で、これはもうバラエティ的に面白くないわけがないのは素人でも分かる明解な設定なのですよ。
それをお前、未だに娘。に中国人が入ったことすら知らない日本国民が大多数を占めてるというのは事務所の愚策以前の問題。ジュンリンへのイジメ以外の何物でもないわけで、いかに連中が娘。を潰したがってるかがよく分かるというもの。
事務所に殺される事に怯える、スっとぼけたお嬢様リンリン、そしてほめられた時の「よく言われます」だけはカタコトとは程遠い日本語をあやつり、それ以外は何か知らんけど常にキレ気味の受け答えに終始するダブルJ。
ただでさえ面白い二人の良さを引き出すのはそんなに難しいことではないと思うけど、その作業をあえて師匠クラスの超大物にして娘。と馴染み深い明石家さんまが初めてパーフェクトな形で完遂してくれたのは非常に感慨深いものがある。
さゆとはまた違った当たりの強さを上手くアピールすれば大化けすると思う…っていつまで同じ事言わせんだよ!早く二人を押せや!

さんまとの絡みはもはやホームでの業務だし、ミュージャックでは他メンからの怒濤のイジリ&ツッコミ、そしてとどめのダブルJによる好感度アップ攻撃で自発的に喋る機会を減らした事により、ほとんどアラが見えなかったリーダー。
決して喋れたわけではないが、それにイライラする事もなかったという程度。
本人にとってそれがいいことなのかは別にして、スムーズにトークを弾ませるには最善の方法ではある。


小姑全開でジュンリンの暴走をアシストした「常識人」担当のガキさん
ガヤってる印象しか残っていない人も多いだろうが、手のかかる同期や後輩を万遍なくフォローする大車輪の活躍は、まさに縁の下の力持ち。
ガキさん本来の面白さが日の目を見ぬまま、齢を重ね現在のポジションになってしまったのは古くからのヲタにとっては寂しくはあるのだが…。
だが得てしてこういう人がミュージャックでの石川さんのように後輩に恐れられ、あとあとオイシイVTR出演にありつけたりするw


決してポテンシャルが低いわけではないのにカメが毎回目立たないのは、アウェイの場ではアホキャラを演じたくないフシが感じられるからだと思う。
だから結果的にさゆのように明確なキャラが見えないまま埋没していく。
「まんま」でも一番目立たなかったし、ミュージャックでもアンケートに「石川梨華」と書いてなかったらどうなっていたか。
別にアホキャラでなくてもいい。今のカメに必要なのは、さゆのようにひとつのキャラを貫く「割り切り」と「思いっきり」である。


両番組を通じて目立たないとの声が多かったさゆだが、既に充分な知名度のある自分を前面に出すより、さんま及び視聴者と他メンの橋渡し役に徹する事を選んだ判断は正しい。
しかしさゆクラスで胸に自身がないとか言ってたら、○キさん、れ○ななんて(以下略)。


ダウンタウンDX」よりもリラックスして見えたれいな。断然今回の方が「れいならしさ」が出ていたと思う。
もっともそれ以前に気分屋なところもあるので、どの現場でも安定したノリを維持してほしい。がんばれいな!


「炊ジャンはー」なる、ジャストミート福澤の「起き上がりちょぼしコップ」にも匹敵する名言を吐き、初カラミとなるさんま師匠に好印象を与えたミツ姐だがそれ以外はちょっとおとなしかったかな。
実はメンバーの中では一番マトモな人格の持ち主だと思うので、集団でいると損をするタイプのような気がするな。ジュンリンへの遺恨に燃えた「音楽戦士」では輝いていたが…。


…つーか、やっぱりボヤいてるやん!という読者諸兄のツッコミもあるだろうが、やはり総合的に見てここ最近における娘。のトーク番組では最高傑作であることに変わりはないと思う。
ヲタ以外の人が見ても面白かったと思うけどな〜。
なんで需要がないんだよ!
なんで視聴率(すうじ)持ってないんだよ!


 幸せってなんだっけ なんだっけ


こういう番組を毎日のように見れることだ!