メロン記念日が解散だそうです。
一番の思い出といえば俺が娘。のとある現場で、隣の席の糞馬鹿野郎のヲタ芸のせいで目を怪我した数日後の握手会で、村田さんと柴ちゃんが眼帯姿の塾長に「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた事…人数が多いとおろそかにしがちな握手も決して流れ作業にしない、プロ意識と誠実ぶりに感激したものだった。


派手なブレイクはしなかったが、10年間メンバーを固定した事による安定感そして中堅ならではのゲリラ的フットワークでどのユニットよりも充実した芸能活動を送れたのではないか。
特に近年の「ロック化計画」の斬新さは群を抜いていて、エルダー組の中では本当の意味で「ハロプロの呪縛」(あえて呪縛と言わせてもらう)から解き放たれた唯一の存在と言っていいと思う。
塾長がハロプロの現体制を批判する際の常套句である「一般知名度」こそ無いが、ここまで徹底していれば逆に瞠目に値する。
10年の節目をもって「メロン記念日」は解散するが、新しく同じメンバーで「メロン記念日10年記念隊」を結成します…なんて言われても笑って許せるような、マニアックで奥の深いユニットだった。
プロレスで言えば「インディー魂」溢れる雑草ユニット・メロン記念日よ永遠なれ!