めざましテレビハロコン特集。
どういう風の吹き回しが知らんが、「他所の同業者の台頭に押され気味だけど、どっこいハロプロは生きている」的な主旨という事で悪い気はしない。
これで少しでもハロプロ再生への助け船になればと思ったが、フタを開けてみれば溺れる犬に石をぶつけるが如き燦々たる有様だった…。
正確に時間を測ったわけではないが、メンバーよりヲタへの取材が多いってどういう事だよ?!
裏番組と被っている真野ちゃんはしょうがないとしても、「ハロプロの現在(いま)」を伝えるのにベリキューを映さないのはどう考えても有り得ねえ。
尺が無いとは言わせない。ヲタのくだり削れば余裕で紹介出来るはずだろ。
とにかくヲタへの取材場面が多いのには閉口した。
「ファンは今もこんなに熱い」って事らしいが、そんなもん公演中の館内を引きで撮れば充分伝わるだろ。
珍奇なモノで視聴者の興味を引くのがテレビの基本なのは分かるが、俺らみたいなアレな衆とか映すから一般人が引くんじゃねえかよ。
元々、特にヲタ芸などという、迷惑行為以外の何者でもない醜悪でキチガイじみた動きをメディアが面白がって見世物小屋みたいに取り上げ、それにより市民権を得たと勘違いしたヲタ側が調子に乗り始めた事で、一般層に「モームスヲタクは気持ち悪いもの」という固定観念を植え付けた事もハロプロ凋落の原因の一つだと思う。
こう言っちゃナンだが、例えば某ャニーズ系のヲタなんて、俺らと性別が違うだけで大概なのがゴマンといるぜ?
なのに同じようなイメージが付かないのは、デキる事務所ってのはそれだけイメージ戦略に対するケアが万全という事じゃないのかな。
パフォーマーだのアーティストだの抜かすんであれば、肝心のステージをもっと映しやがれや。
「相も変わらずハロの現場はキモいです。皆さん以前にも増して近付かないようにしましょう」という教訓w以外何も生み出さない、呆れた特集だった。





そんな少ない尺の中で、自分のいつものキャラを出すだけでなく妥協なきプロ集団としての「現在のモーニング娘。」を力強いコメントでアピールしたさゆの頼もしさ、軽部をド忘れするれいなのオチャメっぷり、そしてそれをコテコテなフォローで明るい雰囲気のままVTRをシメたガキさんの機転に救われた思いだ。
スマイレージの4人も初々しくてメチャクチャ可愛い!小川さんもムシガール頑張ってるし重畳の極み(何かサキチィって呼ぶのまだ恥ずかしいわw)。
皆のポテンシャルが決して低いわけではないのは、いまさら読者諸兄に対し声高に叫ぶ事でもなかろう。
確かに今は他のアイドルに負けたくないどころか、ガメラに例えればバイラスに突々かれ、ギロンに切られ、ジャイガーに卵産み付けられている状況だ。
ハロプロが無敵の怪獣王ゴジラだったのは昔の事。今はガメラのようにピンチを耐え忍んで反撃のチャンスを待つしかないのである。