■

ttp://wwwz.fujitv.co.jp/otn/esper/index.html


ttp://www.youtube.com/watch?v=jQkyl2NdnUg
ttp://www.youtube.com/watch?v=5RZ_5xWw2Z8
ttp://www.youtube.com/watch?v=WSJQs0e6Pn4
ttp://www.youtube.com/watch?v=ZWLzpUKep-4
ttp://www.youtube.com/watch?v=5cVDs_YvZ5s
「半分エスパー」面白えじゃん！
おはスタ以外で毎週ハロプロのレギュラー番組を心の底から楽しめるなんていつ以来だろう。
やっぱアイドルはテレビに出てナンボです。
ナンチャラ砲弾なんてつまらん番組は大至急打ち切って、こういうのを地上波でやるべきだろ。芸人さんもいっぱい出てるからそっちの層も取り込めるしな。
製作は何とあの両角P！「よろセン！」のなっきぃ編で取り返しのつかないミソを付けた張本人ではあるが、元々アイドルやハロプロへの理解や愛情に溢れた番組作りには好感を持っていたし、ここで汚名返上を期待したいところだ。
両角P曰く「サイボーグしばた！の進化形」との事。「サイしば」といえばシュールコメディの隠れた名作として知られているが、進化形云々は頷けるもののシュールコメディだという印象はない。コテコテのいい意味で低俗なドタバタコント劇。タケちゃんマンや月曜ドラマランドに似たエッセンスと言えば分かりやすいか（おっさんにはw）。
うむ、それでいい！
俺は昨今の「シュール」な作風とやらが大嫌いだ。塾長の持論として、何かの作品に対しての「シュールだという評価の仕方」が生まれた瞬間から「シュール」な作品は一つも生まれていないと思っている。
生まれているとすればそれは「シュールと呼ばれたがっている作品」であり、昨今のそういった作品の裏に作者の「どや顔」が見え隠れするのがムカついてしょうがないのだ。
「サイしば」は名作だと思っているが、あれはシュールではなく、かなり高いレベルで作り込まれたコント劇だ。それを分かりやすくコテコテにした「進化形」がまさに本作。
両角Pが「ドラマではなくバラエティ」と言いきっているように、話の筋や辻褄よりその場の笑いを優先させているような潔さは気持ちいいが、その分テンポが若干犠牲になってるのが難点かな。こういうのはテンポが命だからね。
それにやはり何と言ってもアイドルとお笑いの融合という、塾長の世代には当たり前だった価値観がもたらす安心感。肩の力を抜いて楽しめてこそ娯楽。アイドルとは決して、高いカネ払って現場に足運んだり同じCDやゴミみたいなグッズを買わされたりしないと楽しめないものであってはならない。
ビーグル38や兼島ダンシングなど、あらびき系が多いのも個人的に楽しい。次週のゲストはどきどきキャンプだし、非吉本芸人との絡みが多いのも新鮮だ。
そして、けっこう細々と芝居を経験してるはずの真野ちゃんの素人っぽさ、初々しさ、透明感。それでいて芸人も他のハロメンもひっくるめた周りのアクの強いキャラに霞むことなく存在感を誇示している。彼女はいつのまにここまで成長したのか！
芸人のオーディションのくだりにみえる素のリアクションや毎週やるであろう最後のメイキング映像など、虚構と現実の狭間を楽しむアイドルドラマの定番も堪能できて第１話としては出色の出来と言っていい。
娘。メンの週替わりゲスト出演だけでなく、スマイレージに経験の場を毎回設けるなどハロプロ全体へのフォローも行き届いているのもDDにはありがたい。せっかくの大所帯なんだから、ハロモニみたいに皆がワイワイやってる画の方が楽しいに決まっている。
今回は素のしゃべりと違って芝居はそこそここなせるリーダーがミス・ヘイケばりの難しい役を演じ、来週は早くもサユゥーが登場！
半分エスパーに怪盗レーニャ…今年はハロプロ映像が熱い！目指せ全国地上波放送！！