今年は一体なんなんだよ…「医者の不養生」なんてアングルは勘弁してくれ。
2009年最後の最後で、殺人医師までがプロレスの神に召された…。
初めて見たのは、確か新日がダラスのエリック王国&ミッドサウスのワット・ランドと提携した時に現地で行われた猪木戦。
アマレス上がりとは思えないほど不器用で力任せで、絶対日本じゃ受けないだろうと思ったけど、初来日して間もなくトップ外人に登りつめ全日移籍後ゴディ(彼も故人…)と結成した殺人魚雷コンビは超獣コンビと並ぶ最強タッグと称され大ブレイクした。
ファイトスタイルはあの時と大して変わっていないけど、プロレスをやろうとしない北尾に露骨な嫌悪の態度(相方のビガロがまた物分かり良すぎるので余計に際立った)を見せたり、三沢らの退団に怒りながらも最後は熱い握手で別れた一本気な男らしさが日本人の琴線に触れたのだろう。
四天王&殺人魚雷が全盛期だった90年代の全日本…ついこないだのような気がするけど、この内3人がもういない。
1994年7月28日、日本武道館での三沢光晴スティーブ・ウイリアムス戦…。殺人医師の三冠タイトル初戴冠の瞬間に立ち会えた事を神に感謝します。
そして心よりご冥福をお祈り致します。