One of these days...


「ロンハー」にまたまたサユゥー!
いやサブゥーを超えて、ザ・シークの域まで達したと言っても過言ではない最凶のヒール・道重さゆみが、今宵もまたピンク色の魔界よりテレビ朝日に舞い降りる!

かりそめのAS FOR ONE DAY…一瞬しか交わることのなかった二つの巨星が再びまみえるには、血の代償が必要なのか?
共演者のキャラや受け身のスキルを冷静に分析し、場の空気を読んで毒を吐く相手を選ぶさゆだが、とりわけ保田は「何を言ってもいい人」の中でも最上級クラス。
「生けるレジェンド」保田圭の秘めた、どんな攻撃にも正面から受けてくれる深い懐と鋼の精神。そして二つの巨星を固く結びつける「絆」という名の引力が、一見凄惨なやりとりを熱く支えていたと感じたのは俺だけではないはず。


自由奔放に暴れまくる主人公を、校舎の屋上から見下ろし「フッ…面白い子ね…」と不敵に笑う謎めいた生徒会長。
そんな学園ものの第1話のラストをイメージさせる、元祖モーストヘイテッドクイーン西川先生との初顔合わせは、プロレスで言えば基本的な腕の取り合いに終始。
だが完全にさゆをアウトオブ眼中とばかりにあしらわんとする先生と、それに対してまだ本気で抗わないさゆ…明らかに来たるべき本格的な抗争勃発フラグとみた。
どうせなら格付けではない別企画で、どっちが嫌われてるかテッテ的にタイマンはれ!
何となく似た者同士のような気もするしなw

クラスメートの父兄にまで心配される、学園のならず者さゆみん
そんなさゆとは対照的な好感度プリンセス・スザ子ちゃんの、さゆへの評価は敵に回さない程度に褒めず傷つけず、絶妙という他はない。
そもそもmisonoらと違いさゆと殴り合うキャラではないし、それだけに自分に牙を向いたらさゆの悪評は洒落にならないレベルになる事を本能的に察知したのかもしれない。
無論さゆも心得たもの、必要以上に毒づく事なく絡みを終わらせた「心配ご無用」という一言には「ちゃんと空気読んで喧嘩売る人を選ぶから大丈夫ですよ」という意味も含まれているに違いない。
この二人には「愛と誠」の誠と岩清水のような、対照的なのに何故か認め合った熱い関係を築いていってほしい。