凄まじきは桃色の衝撃波

(女帝)道重さゆみ
(四天王)久住小春鈴木愛理、ジュンジュン、新垣里沙
(十傑集)その他の娘。メン、矢島、菅谷、嗣永、熊井、真野
(戦闘員)その他のベリキューメン

誰も興味ないだろうが、俺の推し順はおおよそ以上のようなヒエラルキーによって成り立っている。
愛理が四天王に昇格した以外は、この序列はここ数年変わっていない。
これから以下の記事を読み進める上で、とりあえずここまでは把握して頂きたい。
さて本題。
先日、ベリキューソロイベントの当落が明らかになった。
ちなみに俺が申込んだのは…
鈴木愛理×2
矢島舞美×1
菅谷梨沙子×2
嗣永桃子×1
俺のベリキュー内での推し順に忠実に沿った選択である。
むろん、全てダメもとでの応募。
当たるとしたら2口申し込んでる愛理か梨沙子かな〜という程度。
事実去年も同じような申込の仕方で本命の愛理が当選した。
結果、今回も一つだけ当選。
嗣永桃子
これが愛理や梨沙子だったらヒャッホーと年甲斐もなく無邪気に喜ぶところだが、桃子と知って戦慄が走った。
テメーで申し込んどいてナニ抜かしとんねんという塾生諸氏の指摘は正しい。
しかし、まさか一口の申込で人気メンバーの桃子が当たるとは思わなかった。
第一、今まで俺は敢えて桃子と距離を置いてきた。
それは恐いからだ。
ハマるのが恐いからだ。
愛理が四天王になるどころの騒ぎではない。下手すりゃ女帝の座すら脅かす。嗣永桃子とはそれだけの力を持った魔性の女だ。
巷では「嗣永プロ」と称されるほどの徹底したアイドルとしてのプロ意識に満ち溢れた、かつての松浦亜弥に迫る、いやそれ以上の逸材。
それを裏付けるエピソードは枚挙に暇がないが、去年の同イベントでの握手会前の一言が、握手乞食の俺にはひときわ衝撃だった。
「皆さん一人一人と少しでもたくさんお話がしたいので、今の内にまとめてお礼だけ言っておきます。今日はありがとうございました!」
こんな奴他にいるか?!
これを伝え聞いていたので俺は余計に恐い。
ボノイベやベリイベと違い愛理や梨沙子といった俺にとっての抑止力の無い、初めての桃子ソロイベント。
しかもこんな具合に夢のような握手パラダイスを体感したひには…。
桃子じゃないけど、今の内にさゆに謝っておくか…?