江戸の名勝負数え歌2



導入部だけで今回の面白さが保証されたかのような、ちっさー先生怒濤の殴り込み!
舞美を執拗にライバル視してガチンコスポーツ勝負を挑むというアングルが素晴らしい。
俺はお前の噛ませ犬じゃないと言わんばかりの気迫…そう思いながらだとちっさーの髪型まで長州ぽく見えてくるから不思議だ。
「矢島と出会ってからは私はいつもナンバー2だった」と言うが、そもそもハロプロ内で彼女がナンバー2という共通認識があったのか怪しいw
そんなツッコミどころを内包した、往年のハロモニを彷彿させるベッタベタのアングルは、ちっさーの少年のような奔放さと非常に相性がいい。

藤波と長州…いや矢島と岡井以外のメンバーが今日ばかりはエキストラ扱いなのもやむなし。ジャージ姿もセコンドの若手みたいだ。
しかし右端にいる、一人だけ小豆色のウサギさんがのちに奇跡を巻き起こす事になろうとは、この時点で誰が予想しただろうか?


ちっさー1位、舞美2位そしてダメウサギがビリという途中経過で迎えた、逆転アリの最終決戦・腕相撲トーナメント。
ここで何とさゆが梅さんを下しベスト4に食い込んだ!
まさに世紀の番狂わせ…下手すりゃさゆが腕相撲で勝つ事じたい、生涯初じゃないか?!
ここで矢島―岡井戦をブチ壊さんと自己主張し始めたさゆは、さしずめテロリスト藤原喜明か?!
これを受けた舞美がスタジオを飛び出し、「こんなユニットやめてやる!」と雪の札幌で吠えたとか吠えないとか…あ、舞美だから雪じゃなくて雨かw


俄然盛り上がってきた準決勝、舞美vsさゆ!塾長が夢にまで見た待望の大一番が最高のシチュエーションで実現!
从*・ 。.・)<勝っちゃったらゴメンネ
まぐれで勝ったのに調子に乗りまくるさゆ!つくづく愛しがいのある娘だ。

そんな慢心があろうとなかろうと、やはり舞美の壁は厚過ぎる。
塾長の脳内での「石川梨華の真の後継者決定戦」は、さゆに勝利の女神が微笑むことはなかった。
でもまあ、アレです。二人とも真の後継者という事で。
だってさゆ自身が女神みたいなもんじゃん!
田中リングアナ「大変危険です!石を投げないで下さい!」
よくよくお茶を濁したもののケロちゃんの機転に助けられたところで次の試合。


ちっさーが何と栞菜に敗退し、その栞菜を破った舞美が余裕の優勝を果たした!
その後エキシビジョンでも難なくちっさーを下した舞美が総合得点でもトップに。
塾長がせっかく藤波や長州まで担ぎ出して盛り上げた大イベントが、終わってみれば何のこたあねえコテコテのバラエティとして幕を閉じた…。
いやそれでこそ℃-ute、それでこそハロプロ!冒頭にも書いたように往年のハロモニのような活気溢れる好企画であった。

それが証拠に、このちっさーの百点満点の去り際を見よ!