デストロイヤートークショー!

水道橋の闘道館にて、白覆面の魔王ザ・デストロイヤートークイベント参戦。
御年86歳、力道山と対戦経験のある一流外人レスラーで存命なのはドン・レオ・ジョナサンと並んで2人だけという昭和プロレスの貴重な生き証人のトークイベントだけあって、参加者は闘道館史上最高の90人!

左から力道山未亡人の百田敬子さん、闘道館の泉館長、デストロイヤーの長女モナさん、同じく長男で元レスラーのカート・ベイヤーさん。
モナさんのご主人は日本プロレスのブッカーだった日系レスラーミスター・モトのご子息。「モナ」という名前も、男の子が生まれたら「モト」って付けたかったんだけど女の子だったから少し変えたという事らしい。へ〜!

伝説の魔王が水道橋に降臨!
歩行器が無いと移動もままならない体調にもかかわらず、日本のファンのために駆けつけて来てくれた、魔王の心意気と奇跡に感謝!

右手前の柱から少し見えてるのは司会の流智美先生。自分の座った位置からは全く姿が見えなかったもので…センパイすんませんw
トークはプロレス入りから日本遠征そして日本滞在期まで。
そんな長く古い記憶をゆっくり思い起こしながら熱く語ったデストロイヤーさんだが、英語だから分からないけどどうしても記憶違いなどが生じるらしく、その都度日本語の達者なカートさんが甲斐甲斐しくフォロー。美しい家族の絆も垣間見えた温かいトークショーでもありました。
あと親に連れられてきたのか13歳の男の子が来場していて、デストロイヤーさんが「キミが私の何に興味をもってここに来たのか聞きたい」と俗に言う「客イジリ」を仕掛けるなど、往年と変わらぬデストロイヤーさんならではのユーモアも堪能。
デストロイヤーさんが力道山、馬場、猪木以外に印象に残っている日本人レスラーは豊登芳の里(サトと呼称)、外人レスラーではフレッド・ブラッシー、フリッツ・フォン・エリック、ボボ・ブラジル、ビリー・レッド・ライオン、ドン・マノキャン、イリオ・デ・パオロらの名前が。特にブラッシーのことはかなり長く話してました。


トークショーの後はドリームショット撮影会。
往年と変わらない豊かなサービス精神に感動…気さくなレジェンド・白覆面の魔王に乾杯!