小出しのハロマゲドン

big-cobra2014-08-03

昨日我が同志である青島玄武氏と共に「東京アイドルフェスティバル2014」で年甲斐もなくハシャぎまくって、数年ぶりにふくらはぎパンッパンな痛みにのたうちまわる日曜日を過ごしているコブラ塾長です。
朝の3時という、豆腐屋の仕込みをも凌駕する早い時間に起床して我らがスマイレージが出演するオープニングアクトに間に合わせたものの、まだ午前中とは思えぬ炎天下の中スタミナ配分も無視して盛り上がった結果、UWFルールならあと一回のロストポイントでTKO負けを喫するところまで早々と追い込まれた上、初めて生で垣間見て握手まで出来たアップアップガールズ(仮)THE ポッシボーそして吉川友といったハロプロOGたちの魅力と実力に完全KOされてしまうという、近年のヲタ生活の中でも最も充実した現場参戦と相成りました。
この時の詳細は今月末に放送予定のネットラジオに譲るとして、そんな楽しい時間の中に突如飛び込んできた衝撃のハプニング…。
Berryz工房、来春で無期限活動停止
同日に中野サンプラザで行われていたハロコンで発表。
オイオイ、今年は何だか大きなうねりが多すぎないか?!まさに「小出しのハロマゲドン」。
道重さゆみが「モーニング娘。中興の祖」と言われているように、℃-uteと共に「ハロー!プロジェクト中興の祖」としてハロプロを支えてきたBerryz工房…ついこないだ結成10周年を迎えて、アイドル界の重鎮として今後のさらなる飛躍をメンバー、ファンと共に誓い合ったばかりではないのか。
嗣永桃子がバラエティ番組で大活躍している割にはユニット自体の一般的知名度は決して高いとは言えないが、有名お笑い芸人がファンである事を公言したり同業者のアイドルの中にも沢山のシンパを持つなど、アイドル業界では半ば神格化されている「生ける伝説」と言っても過言ではないユニットだが、本当の伝説になっちゃうのは早すぎるぞ!
マンネリ云々が解散の理由とは言わせない、そのくらい長く活動しているからこそ他所のアイドルたちには出せない味や個性や技術を持っている。それこそが群雄割拠のアイドル界、彼女達しか持っていない最強の「武器」だ。塾長はむしろ、10年目を迎えたこれからがBerryz工房の正念場だと思っていたくらいだ。
病気療養中のつんく♂氏の負担軽減という噂もあるが、理由をあれこれ詮索してもしょうがない。いずれにしても彼女らはその事実を受け入れたのだから、我々も前向きに享受すべきだろう。

2004年発売の記念すべきデビュー曲。
当初Berryz工房は必要に応じてメンバーを入れ替えしていくという構想だったが、結局メンバーの変動は2005年の石村舞波の卒業引退のみ。結果論かもしれないが、メンバーを固定し続けたからこそここまで続けられたのかもしれない。モーニング娘。とここまで対極に位置する存在が同じハロー!プロジェクトに共存し続けたのは何気に凄い事だと思う。
そういや10年前、この曲のリリースイベントでわざわざ名古屋まで行ったっけなあ…塾長にとっても大変思い出深い曲です。

そして今年の春発売の最新曲「普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?」。
現時点でこんな曲を出せるアイドルなんて他にいやしない。なんちゅうタイトルや!
「世界一可愛い、年寄りの苦労話」とも言うべき歌詞は、10年もの間彼女達を見守り続けてきたつんく♂氏の親心も垣間見えて思わずホロリとさせられる。
この記事を書くために以上2曲のPVを続けて再見して思ったのは…もったいない、余りにももったいなすぎるよ!