バルキー星人がどこにも売ってない件

場所とらないのはいいけど、やっぱ小さいよねえ〜でお馴染みの、ウルトラ怪獣500シリーズの最新購入ルポでやんす。

思わずビックカメラの店頭で手にしたまま固まってしまった、カネゴンのハードディテールを見よ!
新規造形とはこうでなくてはね。

デザインだけなら奥多摩あたりに現れてウランでも食ってそうな正統派四脚怪獣なのに、そのブッ飛んだ設定や生い立ちが敬遠されがちだったのか、今までマルサンでもブルマァクでもポピーでも思いっきりスルーされてきたガヴァドンが待望の初ソフビ化!
こうなるとAも欲しくなるね…

今までのソフビがどうも表情がマヌケな上にボディも細身で「小さな英雄」の再生バージョンにしか見えなかったのに比べると格段の違い。
しかしカネゴン見ちゃうと、「今までよりはマシ」程度じゃ納得出来なくなるのも事実。商品化に恵まれないようなキャラでもないし、細部にもうちょい気合入れて欲しかった。

Dorako〜思い通りに〜
Dorako〜ならぬもんだね〜♪
なんて、ハロメンの大先輩の替え歌うとーてる場合やあらへん。
もっさい再生バージョンに愕然とした昭和59年の再生ドラコ発売以来、約30年も待ち焦がれた初代ドラコ。
聞いた話では、初代ドラコのソフビ化が敬遠されるのは、あの羽根の処理に問題があると。あの薄く透明な羽根を玩具で表現するには、壊れやすさや別素材のパーツ使用によるコストパフォーマンスの悪さなどを解決しない限り無理、仮に商品化してもブルマァクジャイアントサイズのようにソフビ成形の不自然に分厚い羽根になってしまうわけだ。
その問題をどう解決したかと思ったら…羽根を折り畳みやがった!
塗りの甘さも含めて、もうちょっと頑張れよ〜w
確かに発想の転換としてはアリだが、やっぱあの美麗な羽根を広げるドラコが欲しかったなあ…
でもまあ、一本角のキリッとした男前ドラコが商品化されただけでも重畳とすべきかな。

特に待ち望んではいなかったが、いざ出ると妙にうれしいスノーゴン。
先代シリーズでウーが出たことで原型師側の「毛モノ」に対する抵抗がだいぶ緩和されてきたのは結構だが、コイツが商品化された事により新マンの人形をバラバラにして周りにはべ散らかす遊びが流行しそうで恐い!
私はやりませんがw

スノーゴンなど商品化される機会の少ない第2期シリーズの4クール目の怪獣が出るとテンションが上がるものだが、このハンザギランに関しては出るべくして出やがったな〜という感じ。
↓結局コレがやりたかったんかい!みたいなw

いずれにしてもタイラントのパーツに選ばれなかったら絶対に商品化されなかったろうし、ラッキーな奴だよな。

先代シリーズ末期のマニアックなチョイスに引っかからなかったのが割と意外だったモチロン。出来れば、もっと大きめのサイズで臼の質感を味わいたかったかな。
ウルトライブとやらを未だに全く理解していない塾長だが、コイツの場合だと渡部猛の声で「姐さん!」とか言ってくれるのだろうかw


オモチャとは関係ないけどモチロンといえば、ウルトラの父の「新潟まで行って餅を食べるなんて、とんでもない事だ」的なセリフが子供心に衝撃だった。
「新潟まで」って、地球とウルトラの国をしょっちゅう行き来してる彼らにとっては東京と新潟の距離なんて大した事ないと思うんだが、それよりもウルトラマンの口から具体的な都道府県名が発せられたのが印象的だった…茨城にも納豆食いに怪獣来てくれないかしらんw

最後にコブラ塾らしく、モチロンのテーマ…って、もうオモチャじゃなくてモチロンメインになっとるやんけ。
モチロンが餅つきしてる人々を襲う場面での曲だが、襲われてるおっさんが戦時中の空襲を思い出したのか当時のモノクロ写真がいちいちフラッシュバックする演出は凄かった!全然伝わらない!!w