吾妻ひでおがさゆを絶賛してくれたのはいいが、それについてのスレで「吾妻ひでおって誰?」というレスが多いのに愕然としたコブラ塾長です。

一年もの空白期間を経て、今週からやっと再開したハロプロレギュラー番組「美女学」がスタート!
見る前までは「ハロモニ@クラスの番組でも有り難く思わなくちゃならない現状なんだな〜」くらいの感想しか無いんだろうなあと思ってたが、ついにイイ意味で予想を裏切ってくれた。
やってる事はアレとほとんど変わらないのに、何であんなに面白い?!
もちろん企画じたいに目新しさは皆無。よくある低予算のロケ番組だ。
話によると、事務所のエラいさんは自社枠であまりバラエティ色の強い企画をやりたくないらしい。今回もタイトルに「学」と付いてるように、教室モノや対談など余所のアイドル番組とは一線を画した知的で格調高い(失笑)番組を作りたがっているようなのだ。
余所がやらない事をやる…いわゆる「空き家を狙う」のはいい事だが、連中がそんな現実的な思考回路を持ち合わせているワケがない。誰が見ても、いつもの「アーティスト路線」とやらに縛られたチンカス以下のショボいプライドの産物であることは疑う余地がない。
アタマは足りないくせに権力だけは持っている赤羽橋の老害どもの思惑通りにしながら尚且つ番組を面白くするには、まずは初回の人選にかかっている…そんな逆算をした結果としか思えないほど、このスターティングメンバーが残した功績は計り知れない。


まず、もはや説明不要の猛者二人…桃子とリンリンを合体させたのは凄い。その発想は無かったわ!狙って組ませたとしたら、そのスタッフはブッチャーとシークを組ませたジム・デュランに匹敵する凄腕の仕掛け人だ。
機動力と破壊力を兼ね備えた、このヤマハシスターズとでも命名すべき両雄をコントロール出来るのはハロプロきっての仕切り屋ガキさんしかいない。
特に桃子という怪物をツッコむのに最も邪魔なのは「遠慮」の二文字。いつもは娘。メン(もっぱらカメw)に向けられるアットホームなツッコミとは違うソリッドな一撃は清々しささえ覚える。
そして前線でも戦える力を持ちながら、桃子のような鉄砲玉をフォローする後方支援にも長けたオールラウンドプレーヤー茉麻。例えるなら殴り合いのメッチャ強いガンキャノン
今回は極限までマグネットコーティングされたガンダムが二機もいるので白兵戦は見られなかったが、それでも存在感を失わないのは流石。
築地のおっちゃんも平成ノブシコブシ以上の弄りスキルを発揮してメンバーを盛り上げてくれたし、ハードルを下げまくっていたとはいえ初回としては及第点以上の内容だった!
次週は築地後編…ハロモニを毎週心待ちにしていたあの頃に戻って、楽しみにしてるぞ!