訃報

big-cobra2017-02-12

カリフォルニアの太陽ことチャボ・ゲレロが亡くなりました…。
新日本と全日本を股にかけて、それぞれ藤波辰巳木村健吾大仁田厚らと死闘を展開し日本マット界のジュニア戦線を盛り上げた名レスラー。自分も小学生の頃はタイガーマスクよりも魅力的に映ったジュニア戦士で、雑誌付属のピンナップを部屋に飾っていたのを思い出します。
去年レジェンドとして来日された際、ご本人に近しい知人からチャボさんが新日時代のご自身の試合を見たがっていると聞いて、寝屋川の藤波戦を始めとする数々の名勝負を3枚のDVDにダビングしてその知人を介して差し上げたことがありました。ご本人に直接お会いする機会が永遠に失われたのは残念ですが、最後に少年時代のヒーローのお役に微力ながら立てたことをとても嬉しく思います。

チャボのテーマといえばこれ、アメリカのTVドラマ「白バイ刑事ジョン&パンチ」の挿入曲「カリフォルニア・ハッスル」。
テーマ曲ファンならずとも、あの時代に胸を熱くした世代ならばこの曲のダイナミックな旋律を聞いただけで脳裏にチャボの勇姿が蘇ります。

1992年、SWSに戦場を移して佐野とジュニア王座を争った時期は、オルケスタ・デ・ラ・ルスの「クエロ・ソノ」を使用。
陽気なラテン音楽で、メキシコ系アメリカ人のチャボに合ってないわけではないが、やはりチャボといえば「カリフォルニア・ハッスル」という声が強かったのか、短期間のみの使用に終わりました。


改めて、ご冥福をお祈りいたします。