国際プロレスの次回予告!

来月発売の「水木しげる漫画大全集」に激しい闘志を燃やしているコブラ塾長です。
とてもオモチロイ(by水木御大)動画見つけました。

昭和50年のビッグゴールデンシリーズ予告編!初めて見た!この時期の映像はほとんど残ってないので驚きました。
資料によると、このシリーズの開幕戦の前の週はボクシング中継だったので、これはボクシングが終わった後に流されたVTRだと思われます(この動画をアップされた方の他の動画を見るとボクシングがほとんど。恐らくこの方が所有しているボクシング中継の映像の終わりにたまたま残っていたものをアップされたのかも)。
それにしても西伊豆の雲見とは、国際の合宿スポットは渋すぎる…的なツッコミは他所様にお任せするとして、マイノリティの梁山泊こと我がコブラ塾では、当然の如くバックに流れているBGMに注目したいと思います。
この軽快なドラム曲こそ、昭和49年に越谷でスーパースター・ビリー・グラハムを破りIWA世界王座を奪取した記念すべき試合で、マイティ井上の入場に使われた曲なんですね。

新日でのダイナマイト・キッドのテーマでおなじみビリー・コブハム「Crosswinds」収録の「The Pleasant Pheasant」という曲で、前半をカットして後半部分を使用しています。
塾長は便宜上「マイティ井上の初代テーマ」と呼んでますが、厳密に言うと当時はまだグラハム以外の選手にテーマ曲が存在しておらず、「ジーザス・クライスト・スーパースター」以外の楽曲は単なる入場BGMとして選手を問わず使いまわされており、これもそんな中の一曲というワケです。
例えば、昭和52年ダイナマイトシリーズ藤岡大会のアニマル浜口対スイート・ダディ・バンクス戦。この試合が収録されている、クエストから絶賛発売中のDVD-BOX「国際プロレスクロニクル上巻」では著作権の関係で別の曲が被せられているのですが、実際にはこの曲が流れてるんですね。

塾長は「The Pleasant Pheasant」が使用されている試合を7試合ほど把握しているが、入場以外で流れているのを見たのは初めて。
とても貴重な資料なわけだが、終わりの方に「ジーザス・クライスト・スーパースター」がチョットだけ聞こえるのもスゲー気になるなあw
(5・26追記)
この件について流智美さんに問い合わせたところ、流さんもこの映像を昔見たことがあるとの事。そして「ジーザス〜」については、原本のビデオでたまたまこの映像の後にグラハムの試合映像かなにかがダビングしてあったためで、実際の放送で予告編の後に「ジーザス〜」が流れたわけではないそうです。