娘。のテレビ出演を上から目線で斬ってみたw


まずはリーダー。
いくら今後娘。が日常的にたくさんテレビに出られるようになっても、この人だけはもうホントにテレビで喋らせてはいけない。
前々から分かってはいたが、今回のテレビ出演ラッシュで改めて思い知らされたわ。
8年もやってて、なんでああなのよ?!
去年とんねるずの番組で石橋に「あなたが中国の方?」と言われてたが、ヲタからすりゃ全く冗談に聞こえない。
最大にアピールすべき、いやそれどころか今このスタジオに来ている目的そのものである新曲について聞かれて、
「若い曲です」
はないだろ…。
この瞬間、全国のヲタの「はああ…」という溜息が聞こえてきたのは俺だけではあるまい。
こんなもんタダの平成のこんばんわ事件じゃねーか!隣のアニマル道重があわててフォローしてたわ。
ラッシャーは晩年「マイクの鬼」と言われるまでに雄弁になったが、この人はもう絶望的ですよ。
別に悪口や批判ではないよ。もうこの人はトークに向いてないというだけ。8年やってていまだに伸びしろがゼロじゃあもうしょうがない。
悪口や批判ではない証拠に、俺はステージ上の彼女のパフォーマンスは好きだ。
ドスのきいた低音の歌声、キレのあるダンス、表情の作り方、どれをとっても掛け値なしにカッコいい。
だからもう、愛ちゃんだけはガチで「アーティスト路線」とやらでいいんじゃないの?普段のバラエティとかはさゆ達にまかせて、リリース時期だけ出てくればいい。
そして余計なことは喋るな。脇には必ずガキさんやさゆなど、弁のたつアニマル浜口的メンバーを据えるべき!

サブリーダーはあまりバラエティ進出に関して肯定的ではないイメージがあるが、出れば出たで手堅い仕事をするプロフェッショナル。
俗に「昭和的」と言われるオーバーリアクション、誰も不快にしない元気でハキハキした笑顔を絶やさない喋り口、カメや小春らアホメンのお守り…いやフォローなど、以前から本人のやる気次第ではバラエティ部門の貴重な戦力になると思っていた。
そして声が高くよく通るので、番組の雰囲気を盛り上げるガヤ役もいい。VTR中もワイプにすら映ってないのに絶えず「わー!」とか「すごーい!」とか聞こえてきて「ガキさんはここにいるぜぇ」感がとても心地よかった。
ただ、さゆに比べてワードセンスは低いので(まあハロメン全般に言えることだが)、笑かしはさゆやアホメンに任せて自分はガヤ役にフォロー役、そして告知など「言うべきことをちゃんと言う」役などに徹した方がいいと思う。
さすがにもう「チャンポンチャン」や「ブットイマン」みたいなのは出てこないだろうw
あと画面から見受けられる感じでは、激ヤセの悪影響はないようなので安心しました。

「小春といるとカメがしっかり者に見える」とはガキさんの言葉だが、「小熊のベア部屋」では年長者として後輩をまとめ上げるお姉さん的存在となり見る者を驚かせた。
立場が人を作る、とはよく言ったもの…やれば出来んじゃんえりりん
ただこの娘は語彙が少ないのに、妙に上手いコメントを言おうとしてグズグズになる感じが非常に多く見受けられる。ここはやはり安心してボケられるさゆやガキさんの隣で、天然丸出しで臨んだ方が彼女らしいのかもしれない。
今の時点ではちょっとサンプルが少なすぎるので、さゆとダブルJに次ぐ第3のお試し娘。として、塾長はカメを推してみたい。

久しぶりの青木さやかとの絡みは見ごたえあったね。
でも何より青木の「よく番組で一緒になる」旨の発言が嬉しかった。メジャー芸能人がこう言うことにより、初めて見る人にも「よく出る人なんだ」という認識を植え付けることが出来る。やはり経験は宝やね。
かように今や安定感すら感じるさゆだが、もちろん問題点がないわけではない。
むしろカメの項で述べた語彙の少なさにしてもカメに毛が生えた程度だし、トークのペースが一本調子なので話が長くなると聞きづらいなどまだまだ改善点は多いが、ここはやはり経験を積んでいくしかないだろう。
これからの経験の場がほとんど約束されていて、既にかなり場数を踏んでいるさゆですらこうなのだから、他のメンバーのこれからの苦労は推して知るべし。
しかし何度も言うがそれをやらないと娘。とハロプロに未来はない。

れいなの発言を標準語の文章で書き起こすと、かなりキツい事言ってるのが分かるw
やはり方言というのは武器だなあと思う。
あくまで私見だが、博多弁のお陰であまり不快に感じないし、「れいなは〜」という一人称が醸し出す幼稚さも「キツい事を言っても許される土壌」を作ることに成功している。
一番生々しい先輩ネタを持ってそうな彼女が「ベア部屋」に出演しなかったのは惜しまれるなあw
あと「音楽戦士」ではやたら自分でヤンキーキャラをアピールしてたが、これはいい事です。
かつてペッパー・ゴメスというレスラーは「一流のレスラーはみな観客に自分の個性を『登録』している」と語った。登録というユニークな言葉選びが印象的だが、多少しゃべりがアレでも名前を忘れられてもキャラクターを一般人に「登録」するだけで大分違う。
元祖ヤンキーキャラの人が今は芸人の妻という全く別のキャラでいるだけに、二番煎じのイメージも低いしね。

小春はあまり目立たなかったな〜。
ていうかホームでも小春が目立つ時というのは、だいたい場が荒れた時だったりするわけでw、先が読めない暴走機関車のような変則ファイター小春の使い道は非常に難しい。
確かに通常のバラエティより台本ガチガチだと思われる子供番組での彼女の輝きは素晴らしいが、かといってこれが小春の全てかというと決してそうではない。「面白いけど、もったいないなあ」なんてヲタ目線だとそう感じる。
あのカメを頼れる先輩に変えてしまうハチャメチャなパワーはやはり一筋縄ではいかないということか…。
少なくとも今はアウェーで小春がハジけてる「画」が全く見えてこないが、今後誰かと共演するときはさゆかガキさんのどちらかは必須だろうな。

ミツ姐もれいなと同じ理屈で、関西弁に助けられてる一人。
だがやはり関西出身なだけあり、上の画像や「ぶりっこちゃうわー!」などのツッコミが異様に堂に入っているし尚且つ可愛い。
てゆーかね、関東の男って関西弁でキャイキャイ喋る女の子には必要以上にキュンとしちゃうもんなんですわ…って俺だけ?w
この子は恐らくメンバー中最も空気が読めて常識があり語彙も比較的豊富なので、やはり経験を積めば面白い存在になると思う。
ただ空気を読み過ぎて自分を一歩引いてしまいがちなところがあるので、今のところ「音楽戦士」のように同期に火をつけてもらうのが最善の策だろう。
滋賀県出身ということで、大阪の芸人あたりに田舎者とイジられるのも面白いかもね。

明後日の「さんま御殿」でブレイクの日を静かに待つダブルJはもう、バラエティにおける小手先のテクニックなんぞ覚えなくていい。本能の赴くまま突き進め。
ドラクエで言えば「ガンガンいこうぜ」でイオナズンやらベギラゴンやら唱えまくれ。場合によってはパルプンテも厭わない。
「いのちだいじに」でケツをふくのは共演者やMCに任せればいい。むろん他のメンバー特にさゆには苦労させるが、そこは頑張ってもらうしかないだろう。
ダブルJはハロプロのみならず、芸能界にも稀有な存在である。周りが上手く導けば必ずブレイクする逸材だ。
それにしても、ホームでは小春とケンカしたりアウェーではミツ姐とケンカしたり忙しい娘だ…w

ダブルJと比べると見劣りしがちなリンリンだが、実はなかなかどうしてバラエティ属性は結構高いと思う。
同じカタコトでも一種バイオレンスなダブルJのそれに対し、リンリンのは人を食ったような独特の味わいがあり、共演者の構ってやりたい・イジってやりたい心を絶妙にくすぐっているように思う。
そしてただでさえ動きが大きい上に後列の端っこに座る場合が多いので、すぐに席を立って空間をさらに大きく使うことによりテレビ映えする画が撮れる。
ダブルJとは逆に、若手芸人ばりにとことんバラエティのルールや技を学べば学ぶほど伸びるタイプとみた。
あ、もちろん日本語はあまり上達しすぎてはダメよw